当社の製品はオーダーメイドのため、まずは、お客様から細かくニーズを聞き出すことが重要です。そのためには、製作する設備の知識がなければ務まりません。最初は用語一つでさえ難しいかもしれませんが、設計や現場担当者とコミュニケーションを取り、実際の設備に触れることでどんどん知識が増えていくのはとてもやりがいを感じます。

覚える事は沢山ありますが、周りの熟練の設計者からアイデアをもらいながら、成長できる環境です。設備の出来の7、8割は設計の良し悪しでもあるので、責任をもって仕事に臨んでいます。お客様から提案した構造を「イイね」と採用してもらえると嬉しく思います。

同時期に数台の治具・専用機を作成しているので、納期のスケジュール管理はもちろんのこと、届いた部品が迷子にならないようにすることも大事な仕事。ねじ1本足りないだけでも設備は完成しません。地味な作業も多いですが、丁寧に確実に仕事をこなすことで、設備が滞りなく製作にこぎつけた時は嬉しいです。

鉄のかたまりを図面通りに加工し、部品を作製するのが機械加工の仕事です。材料が自分の手で部品になっていく過程を実感できるのが面白いです。寸法の交差を思い通りに入れることや、図面をみて頭の中で、段取り・加工手順を考えるのは難しいですが、先輩に教わりながら進めていくことができます。

精密な機械の組立なので、1ミクロン単位の調整が必要なこともあり、年数をかけ職人技を身につけることができます。最初は図面の見方すらわからなくても大丈夫。やる気さえあれば、3年後には設備一台、まるごと組付けの主担当を任されるまでに成長できます。

ロボットや電気機器に情報を与え、お客様が望む動作にプログラミングしたり、配線作業を行ったりしており、設備の性能がここで決まるといっても過言ではない重要な役割です。安全面や、設備の仕様などを考えることが多くて、難しいところもありますが、何事もなく出荷できると嬉しいです。

社員が働きやすい環境を整えるため、総務がやるべきことはたくさんありますが、これらを少数メンバーでこなしています。人数が少ないからこそ、立場に関係なく意見を出し合える環境です。また、1年目からでも企画を任されるなど、早いうちから、総務に関わる業務を幅広く経験できます。